日野(過去 大型車)

リフトバス運行開始に合わせて投入された車両です.前扉をグライドドアにすることでリフトの搭載を可能にしており、普通車よりも50cm長いホイールベースを採用するなどで座席定員の確保にも対応しました.また、日野のリフトバスは1992年度も引き続き投入されており、この時入った車両は他の普通車と仕様を合わせる形で角型ヘッドライトを搭載しています.

いすゞの「電気バス」以来、20年ぶりに導入された電気式ハイブリッドバス「HIMR」です.1991年度と1992年度に1両ずつ投入が行われ、低公害車用の塗装が用意されるまでは普通車と同じ塗装のまま走っていたほか、のちに投入された1992年度車は前面のヘッドライトや車内の座席配列が1991年度車と同じ仕様で登場するなど、同期の普通車とは大きく異なる特徴を有していました.

1991年度より毎年導入が続けられた純正車体の「ブルーリボン」です.日野車は1988年度車を最後に西工への架装を打ち切っていたために、エアサス車移行後も当時の4社の車両のなかで唯一全車純正車体で登場.投入された年度に合わせて仕様のほうも変化していき、写真の1992年度車からはヘッドライトやテールライトがオプション仕様の角型に変更されていました.

1993年度から導入されたリフトバスです.このときに入った車両からはホイールベースが他の普通車と統一された関係で形式のほうが変更となったほか、車体が短くなったことで座席配列のほうも手が加えられており、当時の普通車と同じく2人がけの座席を極力減らすことで立席スペースを確保する配列に変更されています.

1994年度に15両導入された高速道路対応・メトロ窓の中扉車です.当初はキタ・ミナミからコスモスクエアへの直行バスとして登場し、専用塗装のほうも用意されていましたが、OTS線(当時)開業に伴い用途を喪失.車齢が若かったことから一般車への転用が決まり、有料道路区間を有していた特44・支44号系統の専用車両として活躍していました.

いすゞ・ふそう車とともに1994年度に試験導入されたワンステップバスです.他の車両とともに前後扉のワンステップバスとして登場し、オプション仕様で外していた標準品のフォグランプを取り付けるなどしましたが、1両のみの投入で終了.前中扉のワンステップバスは一度も導入されなかったため、結果的に日野車唯一のワンステップバスとなりました.

1996年度に3両導入されたリフトバスです.排ガス規制の強化で型式が変更されているものの仕様自体は1994年度車のリフトバスをほぼ踏襲し、U-代車後期の特徴を色濃く残している外見となっていました.また、この時の車両を最後に日野車のリフトバスは導入が途絶えており、翌年度からはノンステップバスの導入へとシフトすることになりました.

1997年度に導入されたノンステップバスです.型式認定がされていなかったことから試作車として登場し、車体後方まで低床部分を確保した関係で他社の車両に続いて縦置きエンジンの採用となりました.また、帯色のほうは普通車に準じて窓枠に沿う形で塗り分けられており、フォグランプの有無とともに1998年度車との大きな識別点となっていました.

1998年度に2両増備されたノンステップバスです.増備の間に正式な型式認定が行われましたが、UD車ほど大きな変更は行われず試作車の仕様を踏襲.窓枠の段差がブラックアウトで処理されるようになり、前中扉間の高さに合わせて帯が巻かれるようになりましたが、翌年度はノンステップバスの増備は行われず「ブルーリボン」の製造が終了.導入が途絶えていた間にいすゞのOEM供給に移行したため、ディーゼルエンジン車はこのときの車両が日野顔最後のノンステップバスとなりました.

1997年度より導入が再開されたハイブリッドバス「HIMR II」です.日野はCNGバスの開発に遅れを取っていた関係で、CNG車の投入に軸足が移っていた中で日野車のみはハイブリッドバスを引き続き投入.仕様のほうは当時の普通車に概ね準じており、1998年度車を最後にハイブリッドバスの増備が一度途絶えたものの、2006年度車より再びハイブリッドバスの導入が再開され、ディーゼルエンジン車では入らず終いだった「ブルーリボンシティ」が低公害車として登場しています.

排ガス規制強化に伴い1995年度より投入が開始された大型車です.車体のほうは引き続き純正の「ブルーリボン」が採用され、初期に投入された車両は屋根上にクーラーが搭載されていたものの、1996年度の後期車よりビルドインクーラーへ移行.その後もコストダウンに伴う標準仕様の取り入れにより車体外観が年々変化しました.また、最終投入直後に車体のモデルチェンジが行われたことから、長年続いてきたブルーリボンの投入がこの形式をもって終了したほか、日野車最後のツーステップバスとなっています.

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