No.108 地下鉄 新サインシステム登場(17.03.01掲載)

地下鉄の市営廃止を見据えたサインシステムの全面改訂が36年ぶりに行われ、新しいサインシステムに準拠した案内表示が1月中旬ごろから本町駅に順次登場しました.

今回取り付けられたサインシステムはGA-TAPなど4社によって手掛けられ、近年重視されているユニバーサルデザインを取り入れたデザインや書体(「ヒラギノUD角ゴ」・「パリサイン」)が採用されたほか、灯火器具のほうも慢性的な電力不足に配慮してLED照明に切り替えられました.

なお、この新サインシステムは主要駅から順次拡大する予定となっており、現行のサイン類は今後徐々に姿を消すものとみられます.

出入口付近に設置されている新サインシステムです.従来のサインシステムでは御堂筋線側の出入口では四つ橋線・中央線、四つ橋筋側の出入口では御堂筋線の案内が乗り換えに時間を要するという理由で省かれていましたが、今回試験設置された新サインシステムでは出入口の場所に関係なく3線すべてを表記したサインに変更されています.また、出入口の屋根に取り付けられている地下鉄のピクトグラムに関しては、市営事業廃止を見据えて今回は交換対象外となっています.
15.04.04 / 本町

出入口に取り付けられている始発・終発案内です.新サインシステムでは始発・終発時刻のほかに、各行先の発着番線のほうも記させるようになったほか、これまでラインカラーに塗られた地下鉄ピクトグラムが使用されてきた各路線のロゴ案内も、色弱者への配慮や市営廃止によるピクトグラム変更を考慮して路線記号を全面に打ち出した表示に変更されています.
15.04.04 / 本町

出口付近に取り付けられている周辺案内です.案内内容自体はこれまでと同じく出口周辺の建物などが案内されていますが、府市統合に関連した特別区移行に伴う地名変更を視野に入れてなのか、現行サインでは表示されていた地名の案内が削除されたほか、電照式地図とそれに併設されている現行サインの出口周辺案内については今回の交換対象から外されたため、一部出口では写真のような新旧サインの周辺案内が併存する状態となっています.
15.04.04 / 本町

1号出口の周辺案内に記されている市バスのりばの案内です.地下鉄・バス両事業の完全分離方針がすでに決まっているうえ、当初の予定では新サイン設置時に市バスがすでに全廃されることになっていたことから、乗り換え案内が現行サインの市バスのりばからバス停へと変更され、市章が記されたバス用のピクトグラムも新サインでは見ることができなくなりました.
15.04.04 / 本町

新サインシステムで作成された券売機上の料金表です.デザインのほうは全面的に改められており、料金表更新に合わせて阪急線内の駅ナンバリングにも対応したほか、料金の表示部分については現行の料金表と同じくシール貼りのものが使用されているため、今後料金改定が発生した際にも料金部分のシールを差し替えることで継続使用ができるように配慮されています.
15.04.04 / 本町

新サインシステム導入で新たに登場した改札口の案内表示です.これまで積極的に案内されてこなかった改札口の名称を用いた案内が行われ、英語による改札口案内についても主要駅では北改札が複数存在している関係で、日本語表記に準拠した改札口名の表記となっています.また、改札口の案内では直接ホームに降りれる路線を強調して表示しており、写真の北中改札では御堂筋線の表記が他の2路線よりもやや大きい文字で案内されています.
15.04.04 / 本町

改札口の案内表示裏に記されている出口の案内です.出札側の案内にも改札の名称が記されているほか、空いたスペースを活用して最寄の出口やエレベータの案内も併せて行われています.
15.02.15 / 本町

構内の至るところに取り付けられている乗り換え・出口の案内です.基本的なデザインは現行のサインを踏襲しているものの、時代の変化に合わせてより垢抜けたデザインへと変更されたほか、新サインシステムでは路線記号を主体とする案内に切り替えられた関係で、今までほとんど見かけることの無かった路線記号が頻繁に活用されています.
15.04.04 / 本町

床面に貼り付けられた乗り換え・出口案内です.現行サインシステムでは後年になって追加された床面案内ですが、今回はサインシステム作成時に床面案内も同時にデザインされており、吊り下げ式の案内に準拠した黒基調の床面案内が採用されています.
15.04.04 / 本町

ホームや乗り換え通路などに取り付けられた非電照式の総合案内です.新サインシステム導入に合わせて案内のほうが拡充され、先にサイン規定を全面改訂した東京メトロに倣ってホームや出口までの距離が記されるようになったほか、これまでナンバリングされてこなかった構内のエレベータにも、近接する階段やエスカレータと同じナンバリングが割り振られるようになりました.
15.02.15 / 本町

ホームの壁面に取り付けられた駅名標です.駅名標類は引き続き壁面に埋め込んで電照表示する方式で、デザインそのものは現行のサインシステムを一部踏襲したものとなっていますが、現行サインでは存在していなかった路線記号を現すマークが駅名標の右上部に表示が新たに採用されています.
15.03.28 / 本町

駅名標の横に取り付けられている線内路線図です.こちらのほうも駅名標のデザインに合わせた新しい路線図へと更新され、現行サイン策定時には対応していなかった駅ナンバリングと番線案内が路線図と併せて案内されているのが特徴となっています.
15.03.28 / 本町

ホームの壁面に取り付けられた駅名表示です.現行サインでは平仮名を主体とした案内表示でしたが、新サインシステムでは現在主流となっている漢字主体の駅名案内へと切り替えられたほか、現行設置分では基本的にシール対応だった駅ナンバリングについても下地の路線カラーとともに強調したデザインが採用されるなど、白地一辺倒だった現行のものから大きくデザインが変更されています.
15.03.28 / 本町

ホームの各所に設けられた時刻表の案内です.御堂筋線のホームに取り付けられている案内については、各駅の乗車位置案内や路線図と一体になった総合案内方式のものとなっており、デザインのほうは現行のものから全面的に改められたものとなっています.また、設置箇所によっては時刻表のみが取り付けられている場合もあるなど、場所に応じて情報量の幅がある程度設けられています.
15.03.28 / 本町

同じくホーム各所に設置されている出口・周辺案内です.これまでは出口の番号から最寄の施設を案内する方式が採用されてきましたが、新サインシステムでは地図を用意してそこから出口を逆引きさせる方式へと変更され、施設の案内についても五十音順に最寄の出口が記されるように改められています.
15.03.28 / 本町

階段付近の壁面に用意されている乗り換え先や最寄出口などの案内です.新サインシステムの体系的な案内に合わせて、階段付近に取り付けられた案内については白基調のデザインが採用されており、現行サインでは存在しなかった左側通行を促す案内もピクトグラムとともに登場しています.
15.03.28 / 本町

乗車位置付近に貼られた乗車目標です.乗車目標に関しては現行デザインのものを基本的に受け継いでいますが、新サインシステムに合わせた書体へと変更されたほかに、帯で表現されている路線カラーについても他の案内に合わせる形で30000系の側帯準拠の三色表現から一色での案内に改められています.
15.03.28 / 本町

新サインシステムのデザインとなった非常停止ボタンの案内です.非常停止ボタンについても新サインに準拠した案内へと更新されることになったため、従来よりも大型化された新しい案内へと更新されたほか、ボタンの設置箇所ごとに番号のナンバリングが新たに割り振られています.
15.03.28 / 本町

新サインシステムの避難経路図です.避難経路図についてはこれまでサインシステムの範囲に組み込まれていませんでしたが、サインシステムの更新に合わせて避難経路図のほうも他のサイン類に合わせたデザインへの変更が加えられ、避難経路や非常停止ボタンの取り付け箇所のほか、AEDの設置位置も示した総合的な案内へと生まれ変わっています.
15.04.04 / 本町

転落防止を促す案内表示です.こちらについてもサインシステムの一環として組み込まれることになったため、新サインシステムに準拠した案内へと変更されており、デザイン変更に合わせて4ヶ国語表示にも対応したものとなっています.
15.03.28 / 本町

サインシステムの更新でほぼ姿を消した現行サインシステムの試験案内です.現行のサインシステムも新しいサイン類と同じく本町駅で先行設置され、試験設置分のみ「ゴシック4550」を用いられるなど大きな特徴となっていましたが、今回のサインシステム更新によって改修が予定されている乗り換え通路を除いて撤去が行われ、こちらについても改修が完了する2015年度中に姿を消す予定となっています.
05.07.18 / 本町

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