No.39 25系リフレッシュ車 デビュー(11.05.10掲載)

製造開始から20年ほどが経過した新20系のリフレッシュ改造が2010年度より開始され、改造第1号となった千日前線用の25607Fが1月14日より営業運転に入りました.

今回のリフレッシュでは30000系に準じた改造内容が施され、VVVF制御装置が従来のGTO素子からIGBT素子に変更.25系については、2014年度から線内で予定されているホームドア設置に対応する改造も併せて受けているのが特徴となっています.

なお、25系の改造は今後順次行われる見込みで、他線の新20系もリフレッシュも今後行われる予定となっています.

長期に渡った試運転を経て営業運転に復帰した25607Fです.リフレッシュの際に再塗装や車体洗浄が徹底的に行われており、側帯が30000系に準じた号車表記入りのものに変更されたほか、ワイパーについてもけいはんな線開業時に高速化改造を受けた24系と同じ形状に変更されています.
11.04.30 / 野田阪神

号車表記部分の側帯の様子です.今回のリフレッシュでは、原形車では塗装されていなかった車体上部にも30000系に合せてラインカラーが配置され、車体上部については従来の側帯と同じくステンレスに直接貼り付けを実施.戸袋付近の部分については灰色のステッカーすでに車体へ貼り付けられていることから、地色を灰色にして号車表記を貼り付けています.
11.02.18 / 南巽

方向幕の様子です.リフレッシュ後も引き続き従来の幕式のものが使用されていますが、近年方向幕の総入れ替えが実施された中央線や堺筋線の幕と同じく、ローマ字表記が小文字併用のものが新調されています.
11.04.30 / 野田阪神

車体上部にレタリングされた車番表記です.今回のリフレッシュはホームドア対応改造も兼ねていたことから、先にホームドアが追設された長鶴線と同じく車体上部に車番表記を追加.フォントに関しては従来から取り付けられている車番表記と同じものが採用されており、前面の車体表記で採用されている国鉄書体の登場はなりませんでした.
11.04.30 / 野田阪神

運転席周辺の様子です.今回のリフレッシュでは運転席周辺の形状に大きな変更が加えられており、サードレール線では初めてワンハンドル式のマスコンが採用されたほか、メーター類についても30000系で採用されたアナログ式のものに回帰.制御装置やハンドル操作が大きく変わったことから、営業運転開始前には線内で習熟運転が実施されました.
11.02.18 / 南巽

車内の様子です.車内についても床面の張り替えやつり革増設・スタンションポールの設置など、30000系に準じた改造が施されているほか、座席幅の拡大やバケットシートの採用も行われており、長年課題となっていた着席定員の徹底と座り心地の向上双方を同時に実現しています.
11.04.30 / 南巽

座席周辺の詳しい様子です.今回のリフレッシュで座席幅が拡大されたことで、扉付近の立席スペースがわずかに縮小.扉付近に取り付けられている手すりも座席が拡がったことで位置が移動したことから、座席上部の荷棚と位置が合わなくなっています.
11.02.18 / 南巽

優先座席付近の様子です.優先座席の周辺については青地のモケットや黄色いつり革が採用されるなど、こちらについても30000系の仕様に合せられています.
11.02.18 / 南巽

扉上部に取り付けられたLED式案内表示機です.表示機自体は未更新車にも取り付けが進んでいるものと同型のもので、従来通り千鳥式に設置.表示についても未更新車と同じ内容が流されています.
11.02.18 / 北巽−南巽

今回のリフレッシュで新登場した行灯式の路線案内付きの案内表示機です.こちらについてはLED式の案内表示機が取り付けられなかった扉に取り付けられ、案内表示機搭載の未更新車で貼り付けられていた路線案内の機能をそのまま引き継いでいるほか、扉の開閉位置やどの付近を走行しているかがひと目で分かるようになり、案内機能の更なる充実が図られています.
11.02.18 / 野田阪神−玉川

25607Fと入れ替わる形でリフレッシュ改造に入った25609Fです.千日前線では2014年のホームドア設置が迫っている関係上、リフレッシュ改造が急ピッチで行われるものと予想されており、25609F離脱地点で15編成残存している未更新車も今後急速に姿を消すものと見られています.
11.03.28 / 北巽

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