No.52 31000系 営業運転開始直前リポート(12.05.13掲載)

2019年度に予定されている御堂筋線のホームドア設置計画のうち、車両の対応改造を実施する際に予備車を確保する目的で、谷町線で増備が続けられている30000系が御堂筋線にも投入され、量産先行車となった31601Fが12月の営業運転開始を目指して調整が続けられています.

今回登場した31601Fは5月中旬に緑木検車場に製造先の近畿車輛から乙種回送が行われ、6月23日に車籍登録を実施.

その後はおもに御堂筋線で試運転が続けられおり、11月の大阪市交フェスティバルでは構内での試乗会が実施されるなど、御堂筋線では20年ぶりとなる新形式への注目が高まっています.

御堂筋線での昼間試運転に臨む31601Fです.車籍登録後、7月下旬までは緑木検車場を拠点として四つ橋線内での深夜試運転が行われていましたが、8月に入ると中百舌鳥検車場へと回送され乗務員への研修を開始.8月中旬からは御堂筋線内での昼間試運転が開始され、9月中旬ごろまで断続的に中津−新金岡間での昼間試運転が実施されました.
11.09.07 / 新金岡

乗り入れ先の北大阪急行に貸出された31601Fです.新型形式だったことから今回は北急側でも乗務員研修を行う必要があったために、9月下旬から10月上旬にかけて北急に貸出され、貸出期間中は普段は実現しない検車場内での北急8000系と並ぶ姿も実現.貸出日程の都合上、休日を含めた7日連続で北急線内の日中試運転が行われましたが、北急の検車施設が屋外に立地していた関係で31000系の動静が掴みやすかったことから、試運転の期間中は市交ファンの大きな注目を集めました.
11.10.04 / 桃山台検車場(敷地外から撮影)

毎年11月に緑木検車場で行われている「大阪市交ふれあいフェスタ」で展示が行われた31601Fです.当初、31000系の展示予定は発表されていなかったものの、開催当日のサプライズ企画として急遽31000系の展示が行われ、全搭載方向幕の公開や親子連れを対象にした構内試乗会が企画されたほか、普段は使用されない非常はしごを使用した状態での展示も行われました.
11.11.13 / 緑木検車場

31000系で初めて前面LED幕に搭載された白地赤文字の臨時幕です.32000系での量産車では臨時幕は回送幕や試運転幕と同じく赤地白文字で表示されていましたが、31000系では従来の方向幕と同じ白地赤文字での表示が可能となったことから、方向幕と同じ体裁の臨時幕の表示ができるようになっています.
11.11.13 / 緑木検車場

市交フェスタで構内試乗会を行う31601Fです.市交フェスタでは小学生以下の子供連れを対象にした試乗会が実施され、抽選で選ればれた33組の親子がひと足早く31000系への乗車が叶ったほか、試乗会で検車場構内を走った際に普段は実現しない23系(23601F・23620F)と並ぶ姿も見られました.
11.11.13 / 緑木検車場

11月15日に四つ橋線で行われた日中試運転です.7月下旬に中百舌鳥検車場へ回送されてからは四つ橋線での試運転は行われてきませんでしたが、営業運転を目前に最後の試運転を四つ橋線で実施.営業運転開始前の31601Fでは最初で最後となる四つ橋線内での日中試運転となり、営業時間内で四つ橋線内を走る31000系の姿をようやく見ることができました.
11.11.15 / 玉出

各車両の側面に取り付けられている製造表記のプレートです.昼間試運転の開始当初、このプレートの製造欄には「平成23年5月」の表記がなされていましたが、3月に発生した東日本大震災に関連した工程乱れが発生したためか、車籍登録が当初予定されていたとみられる5月から6月へとずれ込んだ影響で、11月中旬までに製造年月を修正した新しいプレートへの取り替えが行われています.
11.11.15 / 北加賀屋

5号車と6号車に搭載されている簡易運転台です.車両の検査を行う際に編成を分解する必要があることから、従来の車両と同じように31000系でも簡易運転台の搭載が行われ、緑木検車場で検査が行われる際には簡易運転台を先頭に走る姿が見られました.また、御堂筋線の女性専用車は原則的にラッピング車両として車体広告が施されていますが、31601Fでは営業運転開始直前の段階でラッピングの貼り付けは行われておらず、女性専用車両を示すステッカーのみが車体側面に貼り付けられた状態となっています.
11.11.15 / 緑木検車場(敷地外から撮影)

11月に入り地下鉄の車両広告として登場した31000系導入のお知らせです.31000系の営業運転開始に当たり、市交の安全報告の一環として試運転の様子が取り上げられ、制御試験の様子が車両広告内で紹介されていました.
11.11.12 / 文の里

« Back