No.62 さよなら SUBSTA(13.03.10掲載)

地下鉄の駅構内で営業していた売店「SUBSTA」が、賃貸契約の取り消しに伴って7月末までに全店舗閉店となりました.

地下鉄の売店「SUBSTA」については長年、大阪市交通局協力会(現 大阪メトロサービス)と大阪市民共済会の2社によって運営され、最盛期には130店舗以上で営業を行っていましたが、近年はメトロサービスへの運営一元化や不採算店舗の整理を実施.

当初計画では50店舗ほどが存続する予定でしたが、市営地下鉄事業の廃止・民営移管後を見据えた増収策の一環として民間各社への貸し出しが決定し、市営交通全廃に先立つ形で市営交通系の売店が姿を消す形になりました.

7月末までに全店舗が閉店となった駅構内の売店「SUBSTA」です.駅の売店については改札の内外問わず、地下鉄の駅構内に配置されていたほか、なんばや天王寺など主要駅の一部店舗では店舗面積を広げ「L・SUBSTA」としても展開.最末期まで営業していたほとんどの店舗は大阪市交通局協力会の流れを汲む大阪メトロサービスの直営店で、白バックの看板が大きな特徴となっていました.
12.06.11 / 天王寺

2011年4月の運営一元化まで大阪市民共済会が営業を行っていた「SUBSTA」です.大阪市民共済会が運営してきた売店は青バックの看板が用いられており、大阪メトロサービス移管後も全店舗閉店まで大阪市民共済会に委託を行う形で営業が続けられていたほか、ホームページの店舗案内についても最後まで統一が行われず、両社がそれぞれ運営していた店舗が別々に案内される状態が続いていました.
12.07.25 / 天満橋

全店舗閉店に伴い見納めとなった「SUBSTA」のロゴです.JRなどの他社が駅売店にブランド名を付ける流れが広がる中で、大阪市交でも「SUBSTA」の統一名称が1999年に全店舗に与えられ、市章をあしらった帽子を被った電車のロゴが目印となっていましたが、店舗ブランド消滅によりこのロゴも見ることができなくなりました.
12.06.11 / 天王寺

こちらも7月末をもって閉店となった新聞販売専門の売店です.地下鉄の売店には新聞販売に特化した店舗がなんば・天王寺の両駅に存在しており、こちらの店舗には「SUBSTA」の名称は最後まで与えられませんでしたが、通常形態の売店と同じく店舗名が与えられていたほか、運営については大阪メトロサービスが直営で営業を行っていました.
12.07.27 / 天王寺

大阪メトロサービス直営店に貼られていた閉店の案内です.賃貸契約打ち切り前日まで営業を行っていた店舗については統一様式の閉店案内が用意され、感謝の意が書かれた閉店案内が店舗脇などに貼り出されていました.また、7月末の閉店後には売店で取り扱っていた乗車券の購入ができなくなった旨の交通局による売店の閉店報告の掲出が行われました.
12.07.29 / 天王寺

7月末の全店舗閉店後の「SUBSTA」です.本来の営業時間である平日の夕方でも店舗のシャッターは固く閉ざされ、新聞の陳列棚が通路脇に置かれたままの状態となっていたほか、売店に併設されていたたばこの自動券売機についても閉店とともに販売中止の処置が取られ、民間各社向けに転用が決まっている元店舗については撤去・改装が順次行われる予定となっています.
12.08.03 / 駒川中野

なんば駅構内の元「SUBSTA」です.今回の店舗閉鎖は駅売店に留まらず、売店に併設されていた宝くじうりばなどについても7月末をもっての賃貸契約取り消しが行われており、シャッターを下ろしたままの店の姿が各駅で見られる状態が8月以降しばらく続きました.
12.08.10 / なんば

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